今回は、自分が新人の頃、先輩からいただいた言葉を紹介します。
「できない理由を百並べるのではなく、まずは一粒の汗を目の前の住民のために流してみよう。
困っている住民の前に、たった一人 自分しかいなかったら、右も左もわからなくとも、とにかく行動してみよう。
変わることなく、住民のほうに目を向け、真っ青な空の下でも、土砂降りの雨の中でも街づくりの夢にまい進しよう。
毎朝、職場の小さな担当デスクから、住民の輪に飛び込み、嬉々としている先輩職員の後姿をじっと見よう。
そして、精一杯住民と関わったら、定年退職の日には、生まれ変わった故郷を目に焼き付けて、うれし涙で職場を去ろう。」
これは、自分が新人のころ右も左も解らないとき、引退を数年後に控えた先輩の書き残したものです。この方は、自ら言葉のとおり体現していました。こんな風に仕事に向き合えたらいいなと思い、毎年県民手帳が新しくなるたびに、貼り付けて読み返してきました。
自分は、果たしてこのように仕事に向き合えてきたか解りませんが、一番気に入ったフレーズを紹介させていただきました。
令和2年12月吉日
島田土木事務所長 佐藤 勝彦